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「2023中国向けテキスタイル輸出商談会in一宮」開催レポート

  • 2023年8月10日
  • 読了時間: 3分

 尾州産地バイヤー招聘実行委員会とジェトロ名古屋は、コロナ禍を経て4年振りに対面での中国バイヤーを招聘して商談会を実施した。実際の商談会は、「第1セッション/10:00 ~ 12:30」と「第2セッション/13:30~ 16:00」の2部構成で行われ、セッション毎に参加産地企業が交代する形式で行われた。

 初参加となったFRAME FAN以外の3社は、4年前の“中国向けテキスタイル輸出商談会in一宮”にも参加しており、すでに尾州産地企業との取引もスタートさせている。中国経済が右肩上がりという風潮の雲行きも怪しいという経済学者もいるが、中国のファッション業界もだいぶ淘汰され、生き残ったアパレルメーカーはどこも中国国内のミドル~アッパーゾーン向けのアパレルメーカーであり、素材からのこだわりを背景に、市場へ常に鮮度のある商品をリリースしている。そのような素材にこだわりのある来日ブランドは尾州産地の強みであるウールに関して、伝統的な梳毛素材より、新しい表現の梳毛素材や意匠力があり表情感のある素材に注目が集まったようだ。特に撚糸にこだわりを見せる素材や、職人の感性を全面に出しハンドクラフト感のある小ロット素材等、日本のクリエーターブランドにも人気のある素材に食指が動いたようだ。商談会の時間では足りないアパレルメーカーはスワッチを依頼するだけでなく、個別に企業訪問を行い、より深い商談を行うオファーを入れたアパレルメーカーもいた。

朝礼

各ブースで行われた商談

入念に素材を吟味するバイヤー

入念に素材を吟味するバイヤー

商談会全景

入念に素材を吟味するバイヤー

入念に素材を吟味するバイヤー

入念に素材を吟味するバイヤー

 商談会後に開催された懇親会には、来日バイヤー及び担当エージェント、参加産地企業等より約30名が参加し、闊達な意見交換が行われた。また、商談会翌日には、産地視察ということで、尾州産地内企業の工場見学やマテリアルセンター等、日本の繊維産業を広く知ることができるプランが組まれ、生産背景や日本独自の技術で製造された素材を存分に理解できるように配慮された。

マテリアルセンター視察

産地企業訪問

産地企業訪問

【開催概要】

開催日時

2023年7月24日(月)~25日(火)

開催場所

公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター1階 展示ホール(愛知県一宮市大和町馬引南正亀4−1)

主催

尾州産地バイヤー招聘実行委員会構成団体:★日本毛織物等工業組合連合会(尾西毛織工業組合、尾北毛織工業組合、津島毛織工業組合、名古屋毛織工業組合、岐阜県毛織工業組合)★愛知県 ★一宮市★公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター

共催

日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センター

来日ブランド

参加4ブランド(順不同) *ICECLE: https://www.icicle.com.cn/ *JNBY: https://www.jiangnanbuyigroup.com.cn/ *DAN NONG: https://weibo.com/donoobj *FRAME FAN: https://weibo.com/p/1006066641899673?is_all=1

対象シーズン

2024AW

参加企業

14社(順不同)

鈴憲毛織株式会社/ファインテキスタイル株式会社/ 三甲テキスタイル株式会社/山栄毛織株式会社/浅野撚糸株式会社/ 日の出紡織株式会社/ セオ・毛織株式会社/遠山産業株式会社/ 株式会社ソトージェイテック/時田毛織株式会社/ササキセルム株式会社/ 御幸毛織株式会社/カワボウテキスチャード株式会社/国島株式会社

商談方法

*パーテーションで仕切ったブースを用意し、各ブランドバイヤーが全企業ブースを回り商談を実施*ブースには、ハンガーラック(2 本)、商談用机・椅子を配置*参加企業を2セッションに分けて実施(商談時間 各150 分)*各ブランドには、実行委員会で手配した通訳を同行

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