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2023-24 Autumn / Winter Bishu Material Exhibition(BME) 開催!

  • 2022年11月26日
  • 読了時間: 4分

会場をWITH HARAJUKU HALLに移し、第2回目となる「2023-24 Autumn / Winter Bishu Material Exhibition(BME)」が、10月27日(木)~28日(金)で開催された。世の中は、アフターコロナの空気感が漂い、衛生管理を従来通り行いながらリアルイベントの開催が普通に行われるようになったが、BMEはコロナ禍でもリアル展を大切にし、継続開催してきたビジネスを重視してきた展示会だ。主催者による徹底した感染防止対策が好評で、昨年の同シーズンの展示会よりも多くの来場者があり、実り多い商談に繋がったようだ。その数字は、リアル展示会の来場者が、昨年の同シーズンの展示会(2022-23AW)の約4%増の612 名(オンライン展示会を含めた来場者は約11%減の723 名)となったと主催者も発表している。実際に会場を訪れると、多くの来場者がブースで商談を行っており、私が訪問した時間帯なのかは不明だが、欧米の来場者を多く見かけた。これは、行政による入国制限の緩和によりものでだと思った。

また今期のディレクションは3つのテーマ「PLANET B」、「FUN AGITATORS」、「EDGY TRADITION」が掲げられていたが、特に「FUN AGITATORS」が目を惹いた。テーマ解説をシンプルに理解すると“様々な制約から解放され自由を求める精神は、己とは異なる考えや価値観をも取り込み、公平で寛容な社会を実現する。”というメッセージを受け取ることができ、このテーマを象徴する素材たちは、他産地では見ることがない尾州ならではファンシーツィードを、自由を象徴するかのごとく、ビタミンカラーやブライトカラーをメインにシックな色調とのバランスで織られた進化した素材開発を全面に押し出していた。このようなポップとシックの絶妙なバランスを、尾州ならではの受け継がれた技術で仕上げられた素材を見るだけでも、この展示会に足を運んだ意味を実感できる。まさに日本ならではのモノづくりを目の当たりにして、作り手もコロナ禍で秘めた思いが、爆発し進化を求めて作り上げる素材で訴えているようにも感じるとれた。このような思いを受けてか、出展企業11 社の合計サンプルリクエスト点数は延べ4,390 点で、社数では延べ702 社となったようだ。

 買い手も売り手も、抑圧された制限に限界を感じ、資本主義社会に生きる人々にとっての自由選択が同じ方向に向かっているように思う。繊維・ファッション業界では、アジアを軸に形成してきたサプライチェーンへの危惧から、国内回帰の状況が生まれつつある。いざ!国内生産!となった時に、川中では需要と供給のバランスは90年代に崩壊し始め、21世紀に入りギリギリのバランスを保ってきていた。そして2020年代に入った今、急激な国内回帰が起き、まずその煽りを受けているのが縫製業であり、もともと国内縫製を主軸にしてきたアパレルの納期遅れがそこかしこに起こり始めている。縫製業以上に巨額な装置産業である織り・編み、整理加工を生業とする企業は、そう簡単には起業することはできない。そこに、円安で輸出への勢いが増せば、必ずキャパオーバーを引き起こしていくであろう。この危機を回避するためにも、計画生産により国内アパレルも一企業の利益ではなく、産業全体の底上げを念頭に置いたモノづくりを今一度、考える時期が来ている。製造する技術と感性、人材が次の時代へと受け継がれるように産地全体も考える時期だ。尾州産地は、何度もその危機を乗り越え、対応能力も過去の経験と実績から可能な限り全力で立ち向かえる産地だ。今こそ、尾州産地の底力を産業界へ発信していくことを願っている。

テーマ:PLANET B

テーマ:PLANET B

テーマ:FUN AGITATORS

テーマ:FUN AGITATORS

テーマ:EDGY TRADITION

テーマ:EDGY TRADITION



入口には“尾”マークがお出迎え

徹底した衛生管理の受付

<会場で見る尾州産地のサステナブル>

尾州産地が取組むSDG's

ディレクション施工には再生パルプの紙管パイプで!

会場サインはリサイクル段ボール!

 【開催概要】

開催日程

2022年10月27日(木)~28日(金)

開催時間

27日(木)  9:30~18:0028日(金)  9:30~17:00       (最終入場は終了時間30分前まで)

開催場所

WITH HARAJUKU HALL東京都渋谷区神宮前1-14-30

主催

入場

無料

出展社

岩田健毛織(株)/

感染防止対策

・来場者全員に検温を実施  ※37.5℃以上の発熱がある方は入場をお断りいたします。 ご協力をよろしくお願いいたします。 ・マスク着用の徹底 ・入場名刺に印字されたQRコードによる受付で接触低減 ⇒DMをお持ちでない方も名刺2枚で受付にてご入場いただけます。 ・混雑時は入場を制限させていただく場合がございます。 ・消毒用エタノールの設置 ・名刺ホルダーの使いまわしの廃止 ⇒ご返却へのご協力をお願いいたします。  ・受付カウンターに衝立設置 ・定期消毒の実施

同時開催

<オンライン展示会>

お問合せ先

公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター愛知県一宮市大和町馬引字南正亀4-1TEL:0586-46-1361 FAX:0586-44-7455

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