60th CFC FASHION CONTEST 2015 公開審査会
- 2015年2月27日
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日本毛織物等工業組合連合会も後援する中部ファッション専門学校「CFC FASHION CONTEST 2015」の公開審査会1月31日、名古屋のナディアパークで行われました。今回は60回記念、過去には故CFD久田議長も審査員長を務めたコンテストであり、そんな絡みもあって私も現在、審査員として参加させてもらっている。 昨年のコンテストでは、例年よりも割と小奇麗にまとまった作品が多かったと感じたが、今年は「お行儀の良さ」みたいな印象を強く受けた。デザインされた作品は個性的なものも多くある、もちろん授業で教わった技術をふんだんに取り込んだデコラティブなものもある、また逆にリアルクローズな作品もある。そういう意味では非常にバリエーション豊かな審査会になったのかもしれない。しかし個性的な作品であっても、デザイン画を描き、素材を調達し、縫製した学生が訴えたい「こだわり」が見えにくいものが多かった。「その服をデザインし、フォルムにしたかった真意は何か?」みたいなものが見えない。プロのデザイナーの洋服にも同じようなことを感じる時があるが、学生であればもっと直球に「見える化」された作品がたくさんあっても良いと思う。一昔には「素材が良ければ、、、。」と思える作品も多く、この辺りは学校サイドも考慮され、産地研修に行ったり、それこそ近くにある尾州産地への協力を求めたりとサポート体制は整備されてきた。なのでここ数年は、素材自体へのこだわりを感じる作品も見られるようにもなった。学生に求めるのは酷なのかもしれないが、「デザイン、素材、フォルムの関係性」みたいな感覚が揃えば、もっと本人を主張する作品が増えるのかもしれないとも思う。そういう意味では、各工程をしっかり学んでいる「お行儀の良さ」みたいなものを非常に感じる。ポートフォリオにしてもしかり、とてもお行儀が良い。しかし、行儀の良さしか印象に残らないのであれば、自分のプロファイルにもなるポートフォリオからは何も本人が見えて来ない。各工程で学んだ点をどのようにアレンジして自分の「線や面」にしていくのかがキーなのだと思う。 「自分を表現するとはどういうことか。」を学生の皆様には、これから社会に出るという意味でも在学中に取得して欲しいと思う。 そして、もう恒例になっている公開審査会後、参加審査員による「コンテストの総評 座談会」も行われた。総評はもちろんのこと、在校生に向けてのメッセージや今後、業界で働いていくためには!みたいな激論が飛び交いました!
【60th CFC FASHION CONTEST 2015 概要】
開催日程 | 2015年1月30日(金)~31日(土) |
開催場所 | デザインホール<ナディアパーク3F> |
主 催 | CFC実行委員 |
後 援 | / |
協賛企業 | / |
審査員 | アキラ ナカ <ファッションデザイナー>兼巻 豪 <ファッションビジネスコーディネーター>坂部 三樹郎 <ファッションデザイナー>都築 千佳 <WWDジャパン兼WWDビューティー編集長>廣川 玉枝 <ファッションデザイナー>(敬称略・50音順) |
【審査結果(今年度テーマ:『WHAT’S NEW ?』)】 <個人作品> |
<企画作品>
【コレクション発表】 <CFC 60th Special Presents 卒業生Collection> ◆山本 奈由子(平成14年度 ファッション産業学科卒業) ◆伊藤 和真(平成20年度 スペシャリスト学科卒業) ◆入谷 晴香(平成18年度 スペシャリスト学科卒業) ◆杉山 緑(平成22年度 スペシャリスト学科卒業) ◆橋田 愛世(平成22年度 ファッション産業学科卒業) ◆寺田 倫子(平成15年度 ファッション産業学科卒業)
<CFC Design Lab> ◆YUKIKO NAGAI ◆NATSUMI AMANO ◆REMI HAYAKAWA ◆NAOAKI ISOMURA


















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